高圧キュービクル工事について
キュービクルの取り扱いを行っている業者の中には「販売は行うけれど、施工や設置はできません」といった業者もいますよね。
でも、キュービクルのお問い合わせをされるお客様は、
「キュービクルを、購入することが目的」ではなく
「キュービクルを、稼働させることが目的」
では、ないでしょうか?
宮川電気工事株式会社は、キュービクルの販売やお客様の用途にあったキュービクルをご準備するのはもちろん、お使いいただくキュービクルの設置・施工までを一貫して受注する事で、お客様の経費を大いに節減するご提案が可能です。
要するに、他業者のように「販売」「移送」「設置」「施工」といった各項目の中に複数の業者が関わるキュービクル導入の流れではなく、トータルサポートを行う事で双方にとって大幅な時間とコストの縮小を実現いたします。
お客様の建物の電気設備が、安全且つ最適な状態を維持できるよう、アドバイスやサービスのご提供をさせていただきますので、詳細に関しましてはお問い合わせ下さい。
このような場合は要注意
キュービクル(高圧受電設備)の法定耐用年数は15年、実用耐用年数は15年~20年とされています。
耐用年数を超過すると、事故のリスクが高まるため、定期的な部品交換やリニューアルが必要です。
ちなみに、このような場合は注意が必要です。
◆ キュービクル設置から15年以上経過している
◆ 耐用年数を超過して使用している
◆ 以前よりも、電気代が高くなっている気がする
もしお使いのキュービクルが上記に当てはまる場合はご注意下さい。
そして、キュービクルが不調のまま使い続けると、波及事故を起こしてしまう可能性が出てきます。
波及事故は、高圧受電設備などで発生したトラブルにより電力会社の配電線が停止し、広範囲にわたり停電が広がる重大な事故です。
ちなみに、平成29年度には全国で187件の波及事故が発生しています。
被害は自社だけに止まらず、同系列の配電線から受電している近隣施設にまで及びますので、信用損失につながるだけでなく、場合によっては多大な損害賠償を請求されることもあります。ひとたび事故を起こすと大惨事を招いてしまいますので、ご注意下さい。
ちなみに、キュービクルの波及事故の原因のうち、約42%が「設備の自然劣化」によるものです。
耐用年数を過ぎた設備は機能や性能が損なわれ、故障や不具合が起こりやすくなり、事故の危険性が高まります。
設備の健全性を確保するためには、定められた周期・回数に基づく保守点検を行うと共に、適切なタイミングでの更新も必要です。
手遅れになる前に、設備の入れ替えを実施される事をおすすめします。
省エネ効果
省エネ法の施行により、変圧器(トランス)のエネルギー消費効率は大幅に向上しています。
2006年以前の変圧器と比べて、2014年以降の製品は約50%の省エネ効果が見込めるため、最新のキュービクルは電気代削減にも非常に効果的です。
高圧キュービクルの新規取付・交換や保守・点検等のご相談につきましては、一度当社へお問い合わせ下さい。
お客様に合う最適なご提案をさせていただきます。